失業14日目:求職手続き

この日はやることが多い。午後からは、離職票を持って、ハローワークへ向かう。失業前に質問に行ったハローワークとは違う所だが、失業者がわんさかいて、さほど雰囲気は変わらない。

私の失敗は、離職票を早期に貰い損ねたこと。ただし、離職票は通常は郵送されてくるので、実家に帰るなど住所を変更する場合は、職場には移転先の住所に送るように伝えておくこと。郵便の転送は申し込んでから、実際に郵便物の転送が開始されるまで一週間程度の時間がかかる。離職票がすぐに交付されたとしても、郵便物が転送されてくるまで時間を浪費してしまうこともある。できるだけ早く受け取って、早く手続きを済ませれば、もらえる失業給付の額が増える。失業給付の受給期間は、申請の日から何日間ではなく、退職した翌日から数えて何日間という決め方だ。申請を遅らせても、何も良いことはない。

今日、ハローワークでやることは二つ。一つは、失業給付の申し込み。もう一つは、求職申込書の提出で、今後ハローワークで求職活用を行うために、そして失業給付を受給するために必要なものだ。

求職申込書には、希望する就業形態、業種、就業地、収入、勤務時間、休日、そして自分の学歴、職歴、資格などを記入する。私は「教育・研究職」「就業地不問」、収入はよくわからなかったので、「今より多い方がいいな」と思い「600万円を希望」と書いた。ハローワークに視察に来て、55才で月50万円もらえる仕事を検索して「ありませんね、40万円にしてもない」と言った民主党の菅直人幹事長(当時)より無謀だろうか。私の求職申込書を受け取ったハローワークの職員のリアクションは特になく、まあがんばって、という感じなのだろうか。

失業給付の受給手続きは、離職票、雇用保険被保険者証、身分証、印鑑、写真2枚(縦3cm×横2.5cm程度)、本人名義の普通預金通帳(ネット銀行は不可)と、求職申込書が必要だ。これを一式提出した後、今日から7日間は待機期間であること、一週間後、失業給付の説明会があるから、必ず出席するように、という説明を受ける。

待機期間とは、失業給付申請者が失業状態であることを、ハローワークが確認するための期間となる。この間は一切の労働をしてはいけない。待機期間中は、失業給付も支給されない。一週間、大人しく待つしかない。

ハローワークでの手続きは、今日はこれで終了。せっかく来たので、設置されている端末から求人情報を検索してみるが、私が希望するような求人はないようだ。早々に退散する。

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